ついに待望のWordPress3.0がリリースされました。
まだ英語版ですが、完全正式日本語版も近いと思います。
正式コードネームも「セロニアス」に決定です!
2.9から3.0の節目バージョンアップとの事で、今回はいろいろな新機能が搭載されています。
本家紹介ムービーです。
早速等テストブログへもインストールして検証してみました。
ダッシュボードです。
WordPress 2.9からアップグレードしました。
アップグレードなので2.9までの日本語が継承されています。
新機能部分は英語で表示されています。
デザインは、薄いグレーが採用されており白っぽい感じです。
新機能を確認してみました。
まずデフォルトテーマに「Twenty Ten 1.0」が追加されました。
今までは、インストールしたら、まずテーマ探すのが一連の流れでした、
デフォルトでも十分使える感じです。
新機能1:カスタムヘッダー
ヘッダー画像を気分によって変更できるツールのようです。
ちなみに2.9の時に使っていたテンプレートでは、ヘッダ画像の設定が出来ないので
この機能に対応させたテンプレート作成が必要です。
新機能2:背景色カスタマイズ
背景色の色や画像をダッシュボードから変更できます。
新機能3:メニュー
プラグイン無しでメニューの入れ替えが可能になります。
カテゴリーとは別にカテゴリーメニューのウイジェットが追加
新機能4:短縮URL
これもプラグインでは対応可能でしたが、プラグイン無しで対応になります。
私のテストサイトでは確認出来ませんでしたので、他のサイトから参照
新機能5:その他
- インストール時にIDをademin以外の設定が可能になります。
- PHP および MySQL バージョンを更新中にチェック
- プラグインやテーマの一括アップデート機能。アップデート中はメンテナンスモード
- 管理パネルの全画面にヘルプ機能を搭載。
- プラグインの一括更新
新機能6:マルチサイト機能
もっとも注目の機能ですよね。
WordPressとWordPress MUの統合により、1IDで複数のブログを管理出来るようになります。
これが出来なくて、MUを使い続けたり、Movable Type を使っていた方も多いと思います。
その機能をいち早く体験してみました。
マルチサイト機能の設定方法
デフォルト状態では、マルチサイト機能がOFFになっており、少々設定が必要です。
まずは、インストールが終わった状態から、
FFFTPなどを使い「wp-config.php」をダウンロードします。
wp-config.phpをテキストエディタなので開き、どこでも良いので以下ソースを追加します。
define(
'WP_ALLOW_MULTISITE'
, true);
ソースを追加したら、もう一度アップロードし直します。
次にすべてのプラグインを無効化します。
一度ログアウトして再度入り直すと「ツール」の中に「Network」が出来ています。
「Network」を開き、サブドメインかサブディレクトリを決めてインストールします。
インストールをすると以下のメッセージが出ますので、
再度wp-config.phpをダウンロードして設定し直します。
まずは、「blogs.dirフォルダー」を作ります。
1番に書いてあるのを参考に「/○○○/○○○/www/wp/wp-content」直下に「blogs.dirフォルダー」を作ります。
パーミッションを変更する際は、777を指定します。
次に2番目を参考に、wp-config.phpに以下のコードを書き換えます。
注意:「// 編集が必要なのはここまでです ! WordPress でブログをお楽しみください。」より上にコピペ
次に.htaccessを書き換えます。.htaccessが無い場合は、テキストエディタで作成して3番をコピペして保存します。
「.htaccess」の作成方法は、
参考:allabout
必ずバックアップを取って行ってください。
すべて設定が終わりましたら、いったんログアウトして入り直します。
すると、「Super Admin」がダッシュボード一番上に出現します。
ここからサイトを追加したりユーザーを追加したりできる。
元サイトにユーザーを追加したら作成したサイトにユーザーを追加。
元サイトにテーマをアップロードしたら Super Admin の Themes から Active にする。
などなどの操作ができるみたいだ。